2019年07月17日

佐藤奨平編著「和菓子企業の原料調達と地域回帰」読了。



 和菓子産業の構造、特に原料調達について調査分析し、

 国内の産地との結びつきや、

 和菓子企業自体が原料生産に取り組む事例を紹介している本でした。


 考えさせられたのは、原料原産地表示の義務化。

 例えば、きな粉の原料を「国産大豆」ではなく、

 「福岡産大豆」と表示することも可なので、

 生産者側としてはそこで産地のアピールができる。

 ただ、不作で原料が不足して産地を他県産に変えると

 包装紙等を作り直すコストが発生するので、

 詳しい産地表示には和菓子店は二の足を踏むことに。

 加工品の原産地表示で産地をアピールするためには、

 これまで以上に生産量の安定が求められるようになると感じながら、

 ページをめくってました。


 こういう法律の改正で、産地にも影響がでてくるなぁ。
  


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2019年06月15日

日野の魅力発見職員プロジェクトチーム著「絶対に人に見せてはいけない日野市の職員手帳」読了。



 東京都のど真ん中にある日野市役所全職員に

 配布された職員手帳を書籍化した、

 日野の魅力発見職員プロジェクトチーム著

 「絶対に人に見せてはいけない日野市の職員手帳」読了。


 関東住みたいまちランキング106位だった理由を

 真摯に受け止めた市役所職員がプロジェクトチームを立ち上げ、

 市の魅力を発見し、そのPR方法を探り、

 職員手帳という形で発信しています。

 市民に、市民以外の皆さんに日野市のことを好きになってもらうためにも、

 まずは市役所職員が好きになろうということでしょう。

 やっぱり市役所職員なら我がまちのことを好きでいてほしいし、

 好きになれば仕事の仕方が変わり、

 それが周りに広がっていくと思うんですよね、

 私が住んでるまちを含めてねw



  ※日野市プレスリリース(平成31年2月8日)
   http://www.city.hino.lg.jp/press/1011040/1011266.html

  


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2019年06月14日

土屋健著「古生物たちのふしぎな世界」読了。

 

 土屋健著「古生物たちのふしぎな世界」読了。

 5億4100万年前から2億2200万年前まで続いた古生代。

 その古生代に登場した様々な生き物を

 カラー図版を交えて紹介する本でした。

 思いもよらない形だったり、すっごいでかい魚がいたり、

 そんな世界を想像するとなんだかわくわくします。

 で、感動したのはシーラカンスのような肉鰭類が進化し、

 両生類となっていく様子が化石で明らかになっていること。

 魚雷のような形の肉鰭類ユーステプテロン

 →顔が平たくなった肉鰭類パンデリクチス

 →ひれが発達し首ができた肉鰭類ティクターリク

 →手足が貧弱な両生類アカントステガ

 →がっちりした両生類イクチオステガ。

 長い時間をかけて行われる進化、ロマンですねぇ。

 それにしても、両生類から爬虫類が生まれ、

 爬虫類から哺乳類が生まれたと思ってたけど、

 じつは両生類→単弓類→哺乳類という流れらしい。

 学生時代に教わったあとも研究は続いているので、

 勉強を続けていないと置いてかれるねぇw



  ※土屋健「古生物たちのふしぎな世界」
   http://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000226667

  


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2019年06月05日

大坪藤代著「長崎の菓子甘味のちゃんぽん文化」読了。



 平成14年に九州労金長崎県本部が発行したブックレットの1冊。

 牛嶋さんから、柳川にもある和菓子「千代香」について書いてあると聞き、

 定価500円を、送料込み1680円で古本屋から購入しました。


 で、ちょっと高かったけど、買ってよかった。

 長崎の独特の菓子文化が詳しく書いてあるし、

 なにより江戸時代の平戸に千代香があったのを確認できたし~♪


 1846年の平戸藩で完成した本「百菓之図」の「編笠饅頭」が千代香のこと。

 「右元銘ちよかわまんじゅう 但中にねりあんを入れ、

  皮かすていら地にして右の様に出来仕り事」

 と説明があるそうなので間違いないでしょ。

 さらに今回のブックレットには載ってなかったんだけど、

 百菓之図にはカラーの図版も掲載されているようなのです。


 む~、百菓之図、見てみたいぞ~~~。
  


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2019年05月29日

須藤靖著「不自然な宇宙」読了。



 東京大学大学院理学系研究科物理学専攻の

 須藤靖教授著「不自然な宇宙」読了。

 地球から観測できる宇宙は138億光年先までなんだけど、

 じつはその先にも宇宙が広がっていて、

 さらに物理法則が異なる宇宙が存在して・・・みたいな、

 すっごくわくわくするお話しでした。

 ユニバースとマルチバース、

 不自然な物理法則のもとに生まれたこの宇宙と人間、

 半分も理解できてないけどね~w



  ※須藤靖著「不自然な宇宙」
   http://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000276020

  


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2019年05月24日

川端裕人著「我々はなぜ我々だけなのか」読了。



 川端裕人著「我々はなぜ我々だけなのか
           アジアから消えた多様な「人類」たち」読了。


 ジャワ原人、北京原人、フローレス原人、澎湖人など、

 アジアに住んでいた人類に関する最新の研究成果を、

 国立科学博物館人類研究部人類史研究グループ長、

 海部陽介博士の監修のもと、わかりやすく教えてくれる本でした。

 特に最後のアボリジニのくだりは、ほんとにワクワク♪

 これを読んでると、

 海部博士が日本人のルーツを解き明かしてしまうんじゃないかと

 期待しちゃいます。


 それにしても、

 中学生の頃にピテカントロプス・エレクトウスって習ったジャワ原人、

 シナントロプス・ペキネンシスって習った北京原人、

 いまはどちらもホモ・エレクトウスで同じ種なんだって。

 これってショック~w



  ※川端裕人著「我々はなぜ我々だけなのか」
   http://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000226686

  


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2019年05月15日

武村政春著「生物はウイルスが進化させた」読了。


 ウイルスというと、

 高校時代にバクテリオファージとか習ってたころの感覚しかなかったので、

 巨大ウイルスを研究するなかで得られた大胆な仮説

 「ウイルスの本体はウイルスに感染した細胞"ヴァイロセル"であり、

  ウイルス粒子は生殖細胞に過ぎない」

 「DNAはヴァイロセルでRNAから進化した」

 「細胞核はウイルス工場からもたらされた」には、

 思わず唸ってしまいました。

 まだまだ認められた仮説ではないということなんだけど、

 こんなのを読むとワクワクします~♪



  ※ブルーバックス「生物はウイルスが進化させた」
   http://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000226659

  


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2019年04月09日

吉野精一著「パンの科学」読了。



 パンがなぜ膨らむのか、

 なぜ美味しそうな焼き色がつくのか、

 なぜいい香りなのか、

 ブドウ糖が二酸化炭素とエタノールに変わる化学式などなどを用いながら、

 科学的に説明してくれる本でした。

 発酵するには単なるデンプンじゃダメで、

 製粉時に生じた損傷デンプンが必要だとか、

 もうね、読みながら「そういうことだったのか~」とずっと唸ってる感じ。

 さすがは辻製菓専門学校製パン特任教授、

 パン好きの子どもにぜひ読ませたいです。



  ※吉野精一著「パンの科学」
   http://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000275768

  


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2019年03月31日

笹本祐一著「放課後地球防衛軍2」読了。



 笹本祐一著「放課後地球防衛軍2 ゴースト・コンタクト」読了。

 久しぶりの笹本祐一だけど、

 読み進めるとあぁこんな感じだったな~って、

 ちょっと懐かしく感じながらも、

 わくわくしながらページをめくりました。

 でもね、続きが気になる~~~。

 次、いつ出るの?



  ※笹本祐一
   https://twitter.com/sasamotou1

  


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2019年03月22日

平茂寛著「隠密刺客遊撃組【弐】剣魔推参」



 平茂寛先生の最新作「隠密刺客遊撃組【弐】剣魔推参」読了。

 剣魔推参というサブタイトルのとおり、

 いろんな武器の使い手が繰り広げる、手に汗握る戦闘シーンの連続!

 相変わらずのスピード感で、あっという間に読み終わっちゃいました。

 次回作が待ち遠しいです。



  ※平茂寛
   http://kan.hirashige.com/

  


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2019年03月13日

野瀬泰申著「決定版 天ぷらにソースをかけますか?」読了。



 日本経済新聞電子版で読者と双方向で情報をやりとりし、

 食文化の違いをあぶりだしていく1~13章も面白いんだけど、

 そのあとがもっとスゴイ。


 白ネギと青ネギ、サンマーメンの有無、

 うなぎの背開きと腹開きなどの境界を調べながら

 東京から京都まで東海道を歩く14章。

 煮かつ丼とソースかつ丼、馬肉食と昆虫食の有無、

 塩丸イカの有無などを調べながら

 糸魚川ー静岡構造線を旅する第15章。

 どちらもスーパーや食堂などを実際に訪ねながら、

 食文化が歴史と風土が背景にあることを明らかにしていきます。


 いまじわじわと取り組んでいる、

 かしわ料理、和菓子の分布と歴史の調査、こうありたいです。



  ※筑摩書房「決定版 天ぷらにソースをかけますか?」
   http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480435286/

  


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2019年01月25日

玉井恵著「城下町に銘菓あり」読了。



 全国23カ所の城下町の歴史と、

 そこに伝わる老舗の和菓子を、

 美しい写真とともに紹介する、

 玉井恵著「城下町に銘菓あり」読了。

 こんなの見てると、和菓子を求めて旅立ちたくなりますw



  ※玉井恵著「城下町に銘菓あり」(玄光社)
   http://www.genkosha.co.jp/gmook/?p=6930

  


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2019年01月14日

野地秩嘉著「世界に一軒だけのパン屋」読了。



 十勝の満寿屋は、

 パンに使用する小麦、水、バター、牛乳、砂糖、酵母、

 全ての原料を地元産でまかなう世界に一軒だけのパン屋。

 地元産小麦にこだわる満寿屋の社長が、農家を説得してまわり、

 講習会を開催し、自分で購入したトラクターを提供することまでやって、

 パン用小麦の栽培を広めていった経緯が詳しく紹介されています。

 なんだか自分の仕事にも通じるものがあって、

 大きな感銘を受けました。



  ※世界に一軒だけのパン屋(小学館)
   https://www.shogakukan.co.jp/books/09388547

  


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2019年01月07日

生物学者の更科功著「絶滅の人類史」読了。



 700万年前のサヘラントロプス・チャデンシスから

 現在唯一の人類となったホモ・サピエンスまでの進化を、

 骨や歯の形、炭素同位体比から推定される居住環境、

 集団のなかの一夫一婦制などから解き明かしていきます。

 もうわくわく♪


 それにしてもショックだったのが、

 ジャワ原人がホモ・エレクトゥス、

 北京原人がホモ・ペキネンシスだったこと。

 ガキの頃に習ったピテカントロプスやシナントロプスは廃止されたそうな。

 なんだか一気にジジイになったような気が・・・っていうか、

 たまの「さよなら人類」、いまの若者は理解できないのねw



  ※NHK出版新書「絶滅の人類史」
   https://www.nhk-book.co.jp/detail/000000885412018.html


  ※たま「さよなら人類」
   https://youtu.be/hw7oAFoddiE

  


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2019年01月03日

井上こん著「うどん手帖」読了



 年間うどん摂取量500杯という福岡生まれのフリーライター、

 井上こんさん著「うどん手帖」読了。

 「死ぬまでに一度は食べたい!! 全国の名店50+α」

 のサブタイトルが示すとおり、

 井上さんが選んだ50店のうどん屋さんを紹介する、

 うどん愛溢れる名著です。



 名店50店舗の紹介では、俯瞰ではなく、

 自分の目線でお気に入りのポイントをこれでもかと叩きつけてきます。

 「今にも水がにじみ出そうな色気のあるうどんが出てきた。
                   (手打ちうどん かとう)」

 「柔らかな口あたりについむふっと笑ってしまった。(伊予路)」

 こんなこと言われたら、すぐにでもお店に行きたくなっちゃうでしょw



 さらに嬉しいのが「ごぼう天が、好きだ!!」と銘打たれたごぼう天特集。

 福岡のうどんに欠かせないごぼ天の歴史、

 軽←→重とトラディショナル←→モダンでプロットした

 「ごぼう天コレクション」、

 5タイプのごぼ天分類などなど、

 福岡県民のごぼ天愛を刺激しまくりですw


 井上さんのうどん愛は麺や出汁など、うどんそのものに留まらず、

 生み出す店主や形を変える前の小麦にまで向けられてます。

 しかも盲目の愛ではなく、原料や技術、修行先など、

 美味しさの理由をきっちり分析してて、もう恐れ入りましたって感じ~。


 ただいま筑後南部の和菓子屋さんをもり立てるため、

 いろいろと調査をしていますが、

 井上こんさんの情熱と愛、そして冷静な目を見習いたい、

 そう思わせる素晴らしい本でした。

 超オススメですよ~♪



  ※うどん手帖(amazon)
   https://www.amazon.co.jp/…/ref=cm_sw_r_tw_api_i_L8CiCbXWZH1…

  


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2019年01月02日

中尾隆之著「日本百銘菓」読了。



 フリーライターとして40年、

 各地の名菓を食べ続けた中尾隆之さんが選んだ

 100の銘菓を紹介するNHK出版新書「日本百銘菓」読了。


 きれいな写真でひとつひとつ丁寧に紹介してあって、

 「あ、これ食べたい」って思わずお店の場所を確認しちゃいましたw

 旅行や出張のお土産選びの参考にどうぞ~。



  ※中尾隆之著「日本百銘菓」(NHK出版新書)
   https://www.nhk-book.co.jp/detail/000000885552018.html

  


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2018年12月08日

田村潤著「キリンビール高知支店の奇跡」読了。



 アサヒスーパードライからビール王者の座を奪回した同氏が

 キリンの高知支店、四国地区、東海地区、そして本社で行った

 「常識はずれの大改革」の理念と手法について、

 わかりやすく書かれています。

 営業マン向けなのかもしれませんが、

 自分に置き換えても大変参考になる本でした。


 っていうか、これ読んでたら無性にキリンラガーを飲みたくなりましたw



  ※講談社BOOK倶楽部
   http://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000201984

  


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2018年11月11日

坂本司著「アンと青春」読了。



 デパ地下の和菓子店「みつ屋」が舞台の「アンと青春」読了。

 前作「和菓子のアン」に引続き、

 読み進むにつれ和菓子について詳しくなれるので、

 勉強中のこの身にはありがたい1冊でした♪



  ※坂本司著「アンと青春」
   https://www.kobunsha.com/shelf/book/isbn/9784334777449

  


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2018年08月02日

「事典 和菓子の世界 増補改訂版」読了。



 老舗和菓子店虎屋の中山圭子取締役著

 「事典 和菓子の世界 増補改訂版」読了。

 高島屋の和菓子バイヤー、畑主税さんオススメの一冊です。

 和菓子の種類、歴史、楽しみ方を分かりやすく教えていただきました。


 もし次回の増補改訂版がでるときは、

 「中花」のページで柳川の「ちよか」も紹介してほしいなぁw
  


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2018年04月29日

森崎美穂子著「和菓子 伝統と創造」読了。



 和菓子が置かれる社会的な位置づけや、

 これまで通ってきた道、いま起こっていることなどが、

 理論的に書かれてあり、とても勉強になりました。

 正直半分も理解できてないけど、11月に開催するアレに向け、

 ヒントをたくさん得ることができたような気がします。


 で、パリ羊羹コレクションでのコメントは、

 「これ、村岡社長やん」って、ついニヤニヤとw



  ※水曜社「和菓子 伝統と創造」
   http://suiyosha.hondana.jp/book/b341761.html

  


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