2019年06月14日
土屋健著「古生物たちのふしぎな世界」読了。
土屋健著「古生物たちのふしぎな世界」読了。
5億4100万年前から2億2200万年前まで続いた古生代。
その古生代に登場した様々な生き物を
カラー図版を交えて紹介する本でした。
思いもよらない形だったり、すっごいでかい魚がいたり、
そんな世界を想像するとなんだかわくわくします。
で、感動したのはシーラカンスのような肉鰭類が進化し、
両生類となっていく様子が化石で明らかになっていること。
魚雷のような形の肉鰭類ユーステプテロン
→顔が平たくなった肉鰭類パンデリクチス
→ひれが発達し首ができた肉鰭類ティクターリク
→手足が貧弱な両生類アカントステガ
→がっちりした両生類イクチオステガ。
長い時間をかけて行われる進化、ロマンですねぇ。
それにしても、両生類から爬虫類が生まれ、
爬虫類から哺乳類が生まれたと思ってたけど、
じつは両生類→単弓類→哺乳類という流れらしい。
学生時代に教わったあとも研究は続いているので、
勉強を続けていないと置いてかれるねぇw
※土屋健「古生物たちのふしぎな世界」
http://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000226667
Posted by 朝倉2号 at 08:30│Comments(0)
│読了。