2019年12月17日

虎屋本舗「ようかん」

虎屋本舗「ようかん」

 室町時代後期の京都で創業、


 500年の歴史を持つ老舗和菓子店

 虎屋がまとめた「ようかん」の本。

 中国から羊肉の汁物として伝わった羊羹が、

 いかにして今日の煉羊羹になったのか、

 これまでの定説を更に掘り下げています。


  ※虎屋文庫「ようかん」
   https://www.shinchosha.co.jp/book/352951/


 お菓子の本を読むと、

 餡に小麦粉や葛粉を混ぜて蒸す蒸羊羹から、

 餡に寒天を加えて練りあげる煉羊羹に

 推移したとされていますが、

 本書では、「羊羹製(今の「こなし」)」

 →羊羹製を簡略化した「蒸羊羹」

 →蒸し羊羹の「水羊羹」

 →寒天で固めた「水羊羹」

 →更に煮詰めて練りあげた「煉羊羹」と

 進化していったとしています。

 いきなり練羊羹にジャンプするのではなく、

 ひとつずつ階段を上がっていったというところが説得力あり。


 思わず納得してしまいましたw


 そのほか、色とりどりで見とれてしまう

 羊羹の写真がたくさん載ってたり、

 全国の美味しい羊羹が紹介されてたり、

 羊羹好きにはたまらない内容となっています。


 それにしても羊羹がこれまでたどってきた

 「羊羹製」「蒸羊羹」「蒸羊羹の水羊羹」。

 近所の和菓子店ではお見かけしないけど、

 ぜひ食べてみたいなぁ。




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