朝倉２号の楽しき日々

　今日は久留米まち旅博覧会のプログラム“幸せ ピカピカ泥だんごづくり”の日。

　このプログラム、パンフレットやブログの紹介写真がものすごく不思議。

　泥だんごのくせに、ピカピカ光ってるんです～。

　というわけで、「なんでひかるっちゃろうね～」って言いながら、

　子どもと一緒に参加してきました～。

　※久留米まち旅博覧会の公式ウェブサイトは → コチラ

　　 オフィシャルブログは → コチラ


　今日の講師は（株）匠技建の肥山さん。

　腕のいい左官屋さんで、

　久留米市の技能優秀士表彰を受けておられます。

　※株式会社匠技建のウェブサイトは → コチラ

　　 ブログ「左官屋たくちゃんの日記」は → コチラ


　プログラムにはたくさんの親子が参加。

　（なんたって申込が殺到して追加開催になったくらいですからね）

　みなさんワクワクしてある様子です。

　まずは肥山先生からピカピカ泥だんごづくりの概要を紹介。

　なんでも、“大津磨き壁”という伝統的な壁塗り工法を応用しているそうです。

　で、さっそく泥だんご作りを開始！




　１　渡された泥だんごと漆喰（？）　泥だんごを作るのに３ヶ月くらいかかるそうです。

　２・３　泥だんご全体にに漆喰を塗っていきます。

　４　ペットボトルのキャップで漆喰をならします。

　２～４の工程を２回繰り返します。

　次に色をつけます。

　色をつけるのも天然素材。

　赤や黄色の土や、青い石を粉にしたものです。

　これを漆喰に混ぜ、また泥だんごに塗ります。

　（ちなみに黄色の土がいちばん高価らしい）







　５　色つきの漆喰を泥だんごに塗ります。

　６　乾かないうちに小さなビンの口でならします。

　※５～６を２回繰り返します。

　７　表面がつるつるになったら軍手でひたすらみがきます。

　８　ピカピカ泥だんごのできあがり～。


　プログラム紹介で不思議だったピカピカ泥だんごがホントにできました。

　（っていうか、なんでこんなになるのか、いまだにわからないけどｗ）

　参加した子どもたちはみんな嬉しそうに赤や黄色や青のピカピカ泥だんごを

　お父さん、お母さんに見せてました（当然うちの子どももね～）。


　さいごに肥山先生の本職、左官のお仕事の紹介。

　珪藻土で壁を塗るときのポイントなどについて、実演を交えながら教えて下さいました。

　さすが職人さん、言葉に説得力があります。

　このときばかりはお父さん、お母さんの目つきが真剣。

　ひとつひとつうなずいたり、ほ～っと声を出したりしてました。

　子どもたちは退屈そうでしたけどｗ




　秋の久留米まち旅はまだまだ始まったばかり。

　次はどんな体験ができるのかすんごい楽しみです～～～。