鐘崎の正月料理。

朝倉2号

2020年11月15日 14:30


 地島天然わかめを味わう会終了後、

 鐘崎漁港の漁師さんのお宅で、

 正月料理のお話しを聞くことができました。

 で、ここで初めて知ったのが、鐘崎ではお正月に

 「のうさば、ほやの味噌漬け、さざえの麹漬」

 が並ぶということ。

 ホシザメを干した「のうさば」は

 冬の風物詩とも言われてるので知ってたんですが、

 驚いたのは「ほや」。

 夏に獲れるでっかくてかたいほやをむいて糠塩に漬け、

 12月になったらさらに味噌に漬けこみ、

 お正月に薄切りにして食べるそうです。

 福岡でほやが食べられているだけでなく、

 東北と食べ方が全く違うので驚きっぱなし。

 調べてみると、東北のほやは「真海鞘(まぼや)」、

 こちらのほやは「ハルト海鞘」で品種が別。

 また、真海鞘は皮をむいて内側の身を食べますが、

 ハルト海鞘は皮を食べるらしい。


 で、お正月用をちょっとだけいただきました。

 コリコリとした歯ごたえとすごい旨み。


 「これは日本酒ですね」

 宗像市役所の方とと意見が一致しましたw

 お正月まであと1ヵ月とちょっと。

 11月末にはのうさばを干す風景を

 見ることができるということだし、

 ほやの味噌漬けを探しに鐘崎を再訪したいと思います。

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