菓祖中島神社九州分社の春季大祭!

朝倉2号

2018年04月19日 11:00



 本日、お菓子の神様をまつる中島神社九州分社で、

 福岡県内のお菓子屋さんが集まり春季大祭が開催されました。


 7世紀後半、推古天皇の時代に建てられた兵庫県豊岡市の中島神社は、

 お菓子の神様「田道間守命」がまつられている神社。

 毎年4月の第3日曜日に開催される「菓子祭」には

 全国の菓子業者が商売繁盛の祈願に訪れると共に、

 多くの来場者で振わうそうです。


  ※中嶋神社の詳細は → コチラ(とよおかスイーツギャラリー)


 で、太宰府天満宮境内にある中島神社九州分社は

 昭和29年に九州の菓子業界の皆さんが中島神社にお願いして建立されたもの。

 毎年春は福岡県内の、秋は九州各県のお菓子屋さんが集まり、

 お菓子の神様に感謝を申し上げ、今後の繁栄を祈願するのです。

 というわけで、本日の春季大祭は福岡県内のお菓子屋さんが大勢参列。

 おごそかに、でも賑々しく開催されました♪


  ※福岡県菓子工業組合(ふっかれん)の公式サイトは → コチラ









 中島神社九州分社は太宰府天満宮楼門の手前を右に折れたところ、

 宝物殿のとなりの少し小高いところにありました。

 楼門で受付けをすませた会員の皆さんが、続々とやってきます。

 受付では奉納するお菓子を預けておられるようで、

 巫女さんが赤い三方にのせて中島神社に運んでいきます。







 そうこうしていると、神職の皆さんがお越しになり、

 11時ちょうどに神事が始まりました。

 神職が大きな榊で参列した皆さんをお祓いするいつもの光景。

 供物もお菓子ではなく、よくあるものなので、

 「あまり変わり映えしないなぁ」と思っていると・・・、

 お菓子の奉納が始まりました。









 まずは巫女さんがテーブルに並べられたお菓子をとり、

 神職の方が受け取ったら恭しくかかげて鳥居の前まで運び、

 さらに別の神職の方が受け取って神前に供えます。

 その数がハンパありません。

 次から次にどんどん奉納されるので、中島神社の前はものすごいことに~w





 しかもこのときの雅楽が生演奏なんです。

 朝倉2号が参列する神事はいつもテープですから感動!

 ふっかれん、気合が入ってるぞ~~♪



 奉納が終わったら祝詞奏上から玉串奉奠へ。

 まずは丸山組合長が玉串をささげて二礼二拍手一礼。

 続いて役員の皆さん、各地域の皆さんと、玉串がささげられました。

 「お、あの店のオヤジさんやん♪」

 知った顔がちらちら見えたりして、朝倉2号、ちょっと喜んでましたw

 太宰府幼稚園の園児さんも先生といっしょにご参拝、かわいい♪









 続いて神楽の奏上。

 笛と歌の流れるなか、2人の巫女さんが大きな扇を持ち、優雅に舞います。

 これにまたまた感動していた朝倉2号。

 ふっかれん、マジで気合入りまくり。

 中島神社とお菓子にかける思いが伝わってきます。

 外国人観光客も笛の音に引き寄せられ、静かにご覧になってました。

 中島神社が小高い場所にあってちょっと見づらいのが、もったいないですねぇ。

 見世物ではないんだけど、こんなに素晴らしい儀式なんだから、

 もっとたくさんの方に見ていただきたいです。



 というわけで、神事はこれで終了。

 参列された皆さんは直会会場に移動していかれました。


 あとに残されたのは奉納されたモリモリのお菓子。

 「神職の皆さん、全部食べるのタイヘンねぇ」って

 どうでもいい心配をしていた朝倉2号なのでしたw


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