店内に入ると、
ショーケースは空っぽで、丸房露が数枚あるだけ。
なんでもこの時期はお盆用のお菓子を作るので、
ケーキは作らないとのこと。
「お盆用のお菓子って落雁ですか?」って聞くと、
出てきたのは高さ20cm、直径10cm、
円筒形をした「げんじとう」でした。
砂糖を熱して溶かして木型に入れて、
固まったら色を塗る。
なかは空洞。
これって「金花糖」と同じ作り方じゃないですか~。
この地域では、この「げんじとう」をお盆の時期に買って
仏壇に置いて1年間お供えし、
次のお盆に買い替えるんだそうです。
ちなみに「げんじとうは源氏糖ですか?」と聞いたところ
「さあ?皆さんはそう書いているようですが。」
とのことでしたw