2022年06月25日

かんころ切り@海の道むなかた館

かんころ切り@海の道むなかた館

 地島応援団特産品開発・販路開拓担当の朝倉2号です。

 以前は宗像市でも干しいもを作っていたことを

 明らかにしてくれた物証、

 生のさつまいもをスライスする道具「かんころ切り」。

 海の道むなかた館が運営するサイト「むなかた電子博物館」で

 写真付きで紹介されているんですが、

 どんな構造になっているのか、

 その写真だけではよくわかりません。

 というわけで、海の道むなかた館にお願いして

 ホンモノを見せていただきました。


  ※海の道むなかた館

  ※むなかた電子博物館「かんころ切り」


 これが「かんころ切り」です。

 もともとは、平成15年に宗像市に合併した

 玄海町が保管していたものとのこと。

 地島は玄海町でしたから、ますますいい感じですw

かんころ切り@海の道むなかた館

 さつまいもをのせるトレイを足で支え、

 一段さがったところに2枚の刃がついた

 鉄製の円盤が取り付けられています。

かんころ切り@海の道むなかた館

 トレイの最前面の右端に、

 円錐を半分にしたような穴が開いています。

 トレイの上にあったさつまいもを、

 縦に突っ込む感じでしょう。

かんころ切り@海の道むなかた館

 その穴の先には円盤があり、

 その刃でさつまいもがスライスされる仕組みです。

 いまは錆びて、さつまいもを切ったら刃がかけちゃいそうですがw

かんころ切り@海の道むなかた館

 とりあえず、円盤を手でまわしてみました。




 本来ならハンドルをまわせば

 円盤が回転する構造なんでしょうけど、

 ハンドルが失われてるんですよね、残念。

かんころ切り@海の道むなかた館

 ただ、この「かんころ切り」は、

 長崎県西海市の松島でいまでも使われている道具と、

 同じ構造だということがわかりました。


  ※故郷の島の独り言「茹でカンコロ切り」

 その松島の「かんころ切り」は、

 写真を見る限り新品同様の新しさ。

 ということは、

 あちらでは今でも販売しているのかもしれません。

 あぁ、要調査リストにまたひとつw


同じカテゴリー(宗像・地島応援団)の記事画像
地島産紅あずまのいも甘納豆。
干しいもを試作しました。
干しいもづくりの作戦会議。
草加家「おしゃぶりかんころ」
草加家「ながらかんころ」
ソウルキッチン農園「丸干し安納芋」
同じカテゴリー(宗像・地島応援団)の記事
 地島産紅あずまのいも甘納豆。 (2022-09-17 12:00)
 干しいもを試作しました。 (2022-08-20 20:00)
 干しいもづくりの作戦会議。 (2022-07-17 14:00)
 草加家「おしゃぶりかんころ」 (2022-07-16 17:00)
 草加家「ながらかんころ」 (2022-07-16 16:30)
 ソウルキッチン農園「丸干し安納芋」 (2022-07-10 14:00)

Posted by 朝倉2号 at 14:00│Comments(0)宗像・地島応援団
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。